もくじ
海外旅行に行くときはツアーが多いと思うのですが、個人で航空券を手配するとちょっとした技で楽しめる範囲が広がります。ここでは簡単にもう一カ所旅行に行ける方法をお伝えします。ANAのSFC修行にも有効です。
組み合わせは予約エラーがでなければ色々な組み合わせが可能です。
「え?そんな方法使えるの?」ってことも可能。
往復同一空港酒発じゃなくても良い。
そうなんです。往復違う空港を選んでも良いんです。
これ「え?行くのと帰るのと同じ空港じゃなくて良いの?」って思う方もいるでしょう。ツアーだと同一空港が当たり前ですし。
個人手配ならこれらを柔軟に選択することが可能です。
ただ、検索結果がお得とは限らないので必ず値段を比較してください。
出発空港と違う空港に帰る予約をする方法。
ANAの場合、予約画面で「複数都市で検索」をクリック。
移動したら、利用したい空港と日程を各入力。
「検索する」をクリックすると料金などの詳細が表示されます。
こちらで日程・出発地・到着地を組み合わせながら入力して検索可能です。
組み合わせの例
例)
往路:那覇-羽田でストップオーバー-クアラルンプール
復路:クアラルンプール-成田
このように出発空港と戻り空港が違っても発券できるのです。
先ほどの「複数都市で検索」から利用したい日程・出発地・到着地で検索。
このように旅程が出ます。
しかも那覇-羽田は直行便ならどの便も0円で利用可能。
片道の那覇行き国内線を別途用意利用し那覇到着後、国際線予約の那覇-羽田を利用し羽田に戻りストップオーバー(帰宅もOK)。
そして日をあけて羽田-クアラルンプール利用。
戻りはクアラルンプールから成田でもOK(羽田どちらでも予約可能)。
那覇-KL往復でも良いけど仕事などの関係で日程に余裕がないなどで東京到着で締めたい場合などにどうぞ。
複数都市で検索するとほかにも色々な組み合わせ可能。
乗り継ぎ空港を往復違う空港に出来たり
例:那覇-羽田-シンガポール-大阪-那覇などにして羽田と大阪にストップオーバー(途中降機)し観光も可能。
海外途中降機も出来ます。
例:往路を羽田-クアラルンプール。復路をクアラルンプール-シンガポール(途中降機し観光)-羽田に帰国。
違う都市を楽しめるのでシンガポールで途中降機はよく使っています。
複数都市で検索は海外発券でも応用可能。
海外発券でもちょっとひねればいろいろ思いつくかもしれません。
海外発券についてはこちらをご覧ください。
ここまでの流れが理解できれば簡単なことです。
海外発券で途中別の国・地域に寄ることも可能です。
私自身が発券したことあるのは、往路がクアラルンプール-シンガポール(途中降機)-羽田、復路は成田-クアラルンプールです。
例えば、年始にクアラルンプールからシンガポールに移動し正月のシンガポールを観光してから帰国。
そしてゴールデンウィークにクアラルンプールに飛び、再度海外発券を利用しゴールデンウィーク最終日に帰国などです。(以下海外発券ループ)
先ほども紹介したようにチケット代金の変動は有りますが許される範囲の価格差であればシンガポールの観光も組み込めます。
スカイスキャナーを利用すれば複数航空会社の組み合わせも可能。
ここまではANAを例に組み合わせを紹介しましたが、ANA(スターアライアンス)系列しか組み合わせで出てきません(一部例外除く)。当たり前ですね。
しかし、LCCや他の航空会社も組み合わせできればもっと行動範囲が広がるかもしれません。
スカイスキャナーを使えば検索可能です。
他航空会社の組み合わせのデメリット
先にデメリットから。
乗り継ぎや荷物預け入れを自身で行う可能性があること。これは旅行に慣れていないときついかもしれません。
ANAやJALなどのFSCなら出発空港で到着空港までのチケット発券やスルーバケッジ(荷物を通しで預けられる)が基本可能です。
例)
・羽田-クアラルンプール:ANA(スターアライアンス)利用
・同一日乗り継ぎでクアラルンプール-ランカウイ:マレーシア航空(ワンワールド)利用
この場合はFSC同士なので羽田のANAチェックイン時にランカウイまで荷物のスルー(預け入れ)が可能ですし、マレーシア航空のチケットの発行も可能です(先にご自身でマレーシア航空のWebチェックインをしておくと安心)。
例外的では有りますが、羽田空港ANAカウンターで別切り(個別に購入したチケット)バティックエアのチケットを発行していただきました(事前に自分でバティックエアのWebチェックイン済)
ANAのファーストクラス利用又はダイヤモンド会員が利用できるチェックインカウンター。
クアラルンプールから別切り購入のバティックエアを利用しダナンまで移動するため、カウンターでバティックエアのダナン行きチケットを発券して頂けないかお願いしてみたら、発券していてただけました。
不可の組み合わせもあります。
例えばANAを利用しクアラルンプールに移動。そこからエアアジアに乗り継ぐにはご自身で一度入国し別ターミナル移動・乗り継ぎ手続きなどを行います。
それでも行動範囲は広がりますのでここではスカイスキャナーで食い合わせ検索する方法を紹介します。
スカイスキャナーで複数都市の検索方法
スカイスキャナートップページにて「複数都市のルートを作成する」を選択。
移動し「もう一つの航空券を追加」をクリックすると航空券選択数が増えます。
クリックした分だけ枠が増えます。
東京出発、往復別地域途中降機(ストップオーバー)往復を検索する。
スカイスキャナーで下記組み合わせを検索します。東京-バンコク-プーケット-シンガポール-東京。
往復で違う国を選ぶ。3カ所の国地域で滞在します。
条件無し最安組み合わせはこちら。乗り継ぎ回数が多いですが時間がある方にはお得です。
各便乗り継ぎ無し条件での最安値結果はこちら。
まあまあなお値段しますしLCCの組み合わせですが時間帯は悪く有りません。帰国便はZIP AIRですのでちょっと安心。
では、FSC縛りで調べてみます。ワンワールド・スターアライアンス・スカイチームに絞ります。
FSCですので途中乗り継ぎ可(預け入れ荷物スルー可能)にします。
結果はこちら。全便スターアライアンス利用が最安でした。(検索結果は都度変動します)
東京往復区間が台湾経由になりますが、これ日程に余裕があるなら往復とも台湾にストップオーバー可能かもしれません。
LCC利用より5万円高くなりますが、全便FSCのため預け入れ荷物無料ですし台湾・バンコク・プーケット・シンガポールに滞在できて18万円ならお得かも。
受ける状況になりたくは有りませんがLCCより保証が充実しています。
今回の検索では思ったよりお得な組み合わせになりませんでしたが
スカイスキャナーはこのように色々な組み合わせで発券が可能です。
おわりに(まとめ)
「行き帰り同じ空港を利用しなくてもよい」これ、結構知らない方が多いのです。
私も最初そうでした。しかも経由地も往復変えても良い。これらを知ってくると色々な組み合わせでお得な旅行ができるようになってきました。
今回はわかりやすいように簡単な組み合わせでご紹介しましたが、慣れてくれば慣れてくるほど色々な組み合わせが見つけられますので、航空会社やスカイスキャナーで検索しまくりましょう。