もくじ
- 1 ここでは、特典航空券の予約の仕方、必要マイル数、等を書いていきたいと思います。
- 2 ユナイテッド航空とANA直接。予約マイル数比較
- 3 ユナイテッド航空・ANA日本国内線特典予約方法。
- 4 ユナイテッドマイル利用ANA国内線発券例及びANAマイレージクラブ(AMC)紐付け方
- 5 おわりに(まとめ)
ここでは、特典航空券の予約の仕方、必要マイル数、等を書いていきたいと思います。
2024年4月。ANA国内線特典予約のマイル数に変更がございました。往復割引が無くなり、片道でも往復割引のマイル数で発行可能。
ただ、継続なのか分からないため現状旧条件でブログ案内させていただきます。
2024年。ユナイテッドマイレージプラス特典航空券。直前予約手数料が廃止されました。
前日当日発行でも通常マイル数で発見可能です。
マイルの溜まりやすさや、実質無期限の有効期限などを過去に紹介しましたが。
実際、特典航空券を取れるの?どうなの?
はい。国内ANA便をユナイテッドマイレージプラス特典で予約しました。
ユナイテッド航空とANA直接。予約マイル数比較
比較するのはANAレギュラーシーズン。
同一日・同一便で比較です。
ANAで検索
まず、ANA。
往復で18000マイルです。
ユナイテッド航空で検索
次にユナイテッド。
同一条件で16800マイルとなります。
ANAは直行便しか選べない。(経由したい時は都度特典航空券を発券しなければならないので凄く割高)
それが、マイレージプラス特典航空券では同一マイルで経由便も選べます。
直行便が全便満席でも経由で現地に向かうことも可能なのです。
- ANA:18000マイル
- ユナイテッド:16800マイル
ANAレギュラーシーズンで、ユナイテッドが1200マイル少なく沖縄往復ができます。
ユナイテッド特典は、1年を通して同一必要マイル数ですので、ANAのハイシーズン期間ですと、更に差が広がります。
ANAシーズンチャート
比較のためにとある年のANAのシーズンチャート(カレンダーによって都度変わります)転載します。
ローシーズン
1/5~2/28、4/1~4/28、12/1~12/22
レギュラーシーズン
3/1~3/15、5/8~8/9、8/22~11/30
ハイシーズン
1/1~1/4、3/16~3/31、4/29~5/7、8/10~8/21、12/23~12/31
上記期間以外、ブラックアウトの為、特典航空券の発券は出来ません。
利用になれない期間
対象路線(発):東京(羽田/成田)・名古屋(中部)・大阪(伊丹/関西/神戸)
5/3、8/11~8/13、12/29~12/30
対象路線(着):東京(羽田/成田)・名古屋(中部)・大阪(伊丹/関西/神戸)
1/2~1/3、5/6~5/7、8/15~8/16
上記羽田ー沖縄の場合、ローシーズンですと、ANAは14000マイルで往復できますので、
ローシーズンに限ってはANAの方がお得です。
羽田ー沖縄必要マイル数
各条件での羽田ー沖縄必要マイル数です。
ANA
- ローシーズン:14000マイル
- レギュラーシーズン:16000マイル
- ハイシーズン:18000マイル
ブラックアウト有り。
ユナイテッド
オールシーズン:16800マイル(往復発券時)
ブラックアウト無し(但し、ANA次第)
ANA・ユナイテッド上手く使い分けれれば良いですが、私は面倒なのでユナイテッドでいつも予約しています。
ユナイテッド航空マイレージプラスのメリット
- マイルの有効期限なし
- マイルはユナイテッド航空、ANAなどの特典航空券と交換が可能
- 家族以外の名義で特典航空券を予約することが可能
- 5,000マイルから特典航空券へ交換可能
- マイルの購入が可能・特典航空券と交換するのにあと少し足りないときも安心
- 特典航空券は燃油サーチャージなし
マイルの有効期限がないのが最大の魅力。数年かけてマイルを貯める事が可能です。
家族登録(特典利用者登録)しなくても家族・友人知人名義で発券可能
ANAやJALでは家族登録しないと家族名義で発券できません。さらに大人(18歳以上)を登録する場合、航空会社のクレジットカード所有が条件になり、家族もクレジットカードが必要になります。これは不便。そして友人など家族以外の名義で発券不可。
マイレージプラスでは家族登録不要、さらに家族以外の名義で発券出来るため、親戚や友人などの予約する事も可能。
これだけでもマイレージプラスで貯める価値があります。
ANA国内線が利用できる
マイレージプラスを使ってANA国内線の特典航空券を発券する場合は以下のようになっています。
出発地~目的地までの距離が800マイル以下
発券日 | マイル数 |
出発の当日まで |
5,500(往復予約すると復路分5000マイルに割引) |
往復で予約すると必要マイル数10%オフで予約できます。
こちらが800マイル以下の路線例、羽田(東京)ー千歳(札幌)
復路は必要マイルが10%オフとなります。
出発地~目的地までの距離が801マイル以上
発券日 | マイル数 |
出発の当日まで |
8,800(往復予約すると復路分8000マイルに割引) |
往復で予約すると必要マイル数10%オフで予約できます。
こちらが800マイル以上の路線例、羽田(東京)ー那覇(沖縄)
往復予約時、復路分(片道)は8000マイルに割引されます。
出発の当日まで同一マイルで発券できる凄さ。急なフライトでも安心です。
もしものキャンセルも有るでしょう。その時はコチラをご覧ください。
ブラックアウトが無い、色々なルートで現地に行かせようとしてくれる
ユナイテッド航空の特典航空券はブラックアウトが有りません。
基本、現地に行ける便があれば発券出来ます。「現地に行ける便」ですが、直行便以外でも現地にいけるよう色々なルートが出てきます。
私は夏休み繁忙期に鹿児島経由の沖縄行きで予約でき、沖縄まで行く事が出来ています。ANAではこのようなルートで発券出来ません。
羽田から函館に行きたい時、羽田-千歳-函館と予約できた事も有ります。これらはマイレージプラスの凄い所です。
12月31日の朝便で羽田-千歳(札幌)直行便もユナイテッド特典ANA国内航空券を予約し利用しました。
経由になっても現地までの距離で計算されますので必要マイル数は変わりません。
ハイシーズンの航空券が高い時に利用すると更にお得度が増します。
4人でANA国内特典航空券で利用する場合
ANA国内特典航空券発行に必要なマイル数は。
- 短距離は5500~6000(経由便及び直行便)
- 長距離は8800~9600(経由便及び直行便)
となります。
次に記載する比較は最低必要マイル(経由便利用)として計算します。
ユナイテッド航空は他人名義でも購入できるのでお友達や知り合いと利用する事が出来ます。もちろんご家族でもOK。
近距離(羽田ー千歳や関西ー沖縄など)
42000マイル(ANA国5500マイル+復路5000マイル往復4人分)
長距離(北海道ー沖縄や東京ー石垣など)
67200マイル(ANA国内8800マイル+復路8000マイル往復4人分)必要。
日本最北端から最南端まで利用しても8800マイル(往復で16800マイル)
稚内空港から石垣空港まで発券しても片道8800マイル、往復で16800マイルで移動できるのです。
経由乗り継ぎや地方空港利用の方ほどマイレージプラス利用ANA国内特典航空券発行の恩恵が大きい
ユナイテッド航空のマイルでANA国内特典航空券が予約できるのはすでに有名です。
羽田や千歳から、那覇や石垣島行きを8800(往復の場合復路分8000マイルに割引)マイルで発券できます。
羽田から石垣島まで行くとして、片道8800マイル。往復で16800マイル。
千歳から石垣島まで行っても同じです。
千歳ー羽田ー沖縄(那覇)ー石垣と乗り継いでも同じ。
稚内空港から石垣空港まで利用(稚内ー千歳ー羽田ー那覇ー石垣)でも片道8800マイル。
例として、稚内-羽田-石垣。夜になりますが当日石垣に到着可能。
翌朝到着でよければ、羽田(東京)で1泊し、翌日早朝便で石垣に向かうことも可能です。勿論8800マイルです。
他の乗り継ぎ利用でも時間に余裕が有るなら、大阪や那覇経由地でちょっと寄り道してから石垣行くとか、石垣の帰りに那覇や羽田ににちょっと寄るとか。
使い方によっては更にお得な単価だと思います。
他の空港利用の方々も、経由しなければいけないような場所を目的地にする時、とてもお得に利用できるでしょう。
ユナイテッド航空・ANA日本国内線特典予約方法。
アプリでの予約方法ですが、PCでも流れはだいたい同じです。
ユナイテッドマイレージプラスに登録を済ましている前提で書きます。
マイレージプラスバイマイルページに移動。
(現在は、片道8800マイル(往復で16800マイル)です。改正で都度変化します)
アプリのスクリーンショットを沿えてご説明します。バージョンなどで表示内容は変化しますが予約の流れは一緒です。参考にどうぞ。
アプリトップ画面
「Book a flight」をタップします。
フライト日程を選び、
「Search award travel」のボタンチェック忘れずに。
- 片道(one way)・往復等(roundtrip)を指定。
- 出発地・到着地を指定。
- 搭乗日を指定。
- Search award travelを有効にします。
- Search flightsをタップ
ここでユナイテッドのWebに移動するか確認表示。ユナイテッドのWeb(GO TO UNITED.COM)に移動します。
スマホの種類によっては上手く移動できない事も有るようです。その場合はWeb上から予約しましょう。
往路予約
ページ移行したら、私の場合「Sort and filter」で出発時間にソート。
利用したい便を選択。
直行便を選びました。
次に往路。
復路予約
こちらも往路と同じようにソートして選択。
合計16800マイルで往復分予約可能です。
条件を確認できれば。申し込みして完了です。
特典航空券申し込み後
申し込み後しばらくして確認メールが届きます。
メール到着時間はその時によります。
ここで、予約番号など最終確認をしましょう。
間違いがなければ、これで予約完了です。
登場当日、予約番号を告げれば分かれば大丈夫なのですが、
念のため、確認メールを印刷していくか、スマホ等で表示してカウンターで見せましょう。
ユナイテッドマイル利用ANA国内線発券例及びANAマイレージクラブ(AMC)紐付け方
ユナイテッド航空券を利用して発券した内容を例にして流れを説明いたします。
ANA側では国際線扱いとなっている
UAの特典として発行しているからか、ANA側から見ると国際線の日本国内線発券となっているため、ANAアプリ上では英語表記、Web上では国際線として扱われています。
アプリ表記。便名もANAではなく「NH」となります。
Web表記。国際線予約確認から。
ユナイテッド航空特典航空券予約時ANAのマイレージ番号を入力
ユナイテッド航空のページで予約時、マイレージ登録部分でANAを選び、AMCの番号を入れておくとANAに紐つけること可能。
ユナイテッド航空のページでも予約確認できますし、ANAのページでも予約確認できます。
予約は国際線扱い・ANAページから座席指定可能・ANAステータス反映可能
ANAのページで座席指定など行えます。この場合、ANAからは国際線と見えますので、国際線航空券から「予約一覧を見る」を選ぶと便が確認出来ます。
国際線と一緒に予約の一覧に並んでいます。
詳細をクリックすると予約内容の確認が可能。こちらで座席指定など可能です。
勿論ANAのステータスが反映されます。私はダイヤモンドですのでエコノミー最前列を予約可能でした。
年末年始の繁忙期でも空きが有れば予約可能。今回は直行便が予約できましたが、経由便でも良ければ結構な本数から選ぶ事が可能です。
ライフタイムタイム登録可能
特典航空券のため、マイル加算はありませんが、ANAのライフマイルタイムには登録可能です。
マイル加算はゼロですがライフタイムマイルは加算されてます。 pic.twitter.com/rC9npqQViw
— nanaban@nanatabi.com (@7788nanaban) December 10, 2020
搭乗後登録になりますので、搭乗券は保存しておきましょう。
UA特典航空券内容(ユナイテッド航空画面・ANA画面)比較
羽田-札幌千歳の年末年始予約。
ユナイテッド航空アプリではこのような表示。
ANAアプリでは国際線扱いのため英語表記。
上手く利用すれば、お得に飛行機が利用出来ます。
おわりに(まとめ)
ユナイテッドのマイレージプラスは利用の仕方によって、だいぶ化けます。若干必要マイルは増えましたが、使い方によってはまだまだお得。
繁忙期に直行便が予約できなくても、色々な経由地を利用して目的地まで同一マイルで発券できるのがとても便利。
私も繁忙期に予約が取れなかった便を経由地で行ったことが有ります。
例えば、沖縄行くのに、直行便が予約できなくて鹿児島経由沖縄。
また、函館に行く直行便の空きが無く、千歳経由函館とか。
もちろん、反対方向に(羽田行き)行く方法でもこの経由地での発券は有効です。
こういう使い方はANAでは有りませんので、ユナイテッド航空の利便性の良さに助かります。
有効期限が撤廃されたためカード利用でこつこつ貯めることができます。
天候による特典航空券のキャンセルの仕方記事はコチラです。
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