計画を考えていました「ANA ダイヤモンド修行」。
ANAプラチナを取得しSFCでスターアライアンスゴールドを維持できているのですが。
修行に引き込んだ友人が、私以上にハマってダイヤまで修行し、
更に今年もダイヤモンド修行を楽しんでいるのを見て私も「もう一度修行の世界に戻る!!」と決心したのでした(大げさ)。
今回は海外発券をメインに旅程を組んで見ました。
こちらの記事は2020年も利用できます。
リトライ組の利点
一度解脱している身ゆえ、大体の流れは分かっているはず。
事前調査も一から調べなくて良い。
ラウンジ・プレミアムチェックイン利用
SFCにはスターアライアンスゴールドが付帯しているため、
修行にありがちな保安検査長蛇の列や、ラウンジ入り口を見ながらスルー・・・。
これらから開放されます。
初っ端から、ラウンジビールやプレミアムチェックインを使いまくりですし、
座席指定の自由度も高いです。
そして、もっと重要なのが・・・
国内線・空席待ちの種別
種別Aでのプレミアムクラス空席待ち
(上にはダイヤモンド会員の種別Sが御座いますが・・・おいといてっと。)
国内エコノミーで予約し、当日プレミアムクラスへアップグレードは良くある手ですが。
この時の予約順番でアップグレードに大きな差(超えられない壁)が有ります。
一度解脱しSFCを所持していると種別A扱いされるので、アップグレードの可能性が高まります。
初修行の方は種別Bから始まり、ブロンズになるまで種別Aになれないので、このアドバンテージはリトライ組の強みですね。
種別B→種別A→種別S
種別Aでもダイヤの種別Sの予約が入っていたら大体諦めます(笑)。
空席待ちの技
そのときは、アプリで空席をリトライしながら確認し、空きが出たらカウンターで直接予約しちゃいましょう。
空席待ちをしていても、15分前までに空席確認できたら早い者勝ちでカウンターで申し込めます。
PPの関係で、どうしてもプレミアムクラスに乗りたいのなら、ANAカウンターの前で
プレミアムクラスの空きが出ないか、予約アプリをリロードしまくりましょう。
出発15分前までが勝負です。
SFCデスクの利用
SFCを持っていると、通常のANA問い合わせ電話番号とは別にSFC専用問い合わせ番号が案内されます。
これは、ブロンズならブロンズデスク。プラチナなんらプラチナデスク。もちろんダイヤならダイヤモンドデスクと
それぞれ専用電話番号が案内されるので、一般問い合わせより繋がりやすい(それでも混雑する時は有ります)ですし。
今までの問い合わせ履歴も残っているので、数度にわたって相談電話するときも履歴が残っているので継続して相談できます。
また、インターネットに出ない便等もあり、それらの予約も可能です。
今回の修行日程や料金に関しての相談もSFCデスクに大変お世話になりました。
初めてで一般電話番号しかないよって初修行の方も、それでも電話で相談することをオススメします。
ネットには出ていない内容が沢山有ります。
海外発券
むかしむかし。
ドバイに遊びに行く時。
その頃流行っていた?のがコロンボ発券。
懐かしいと思う人は人生経験積んでいる年齢の方でしょう(笑)。
その時は、右も左も分からず、現地のカウンターも分からず、
発券するだけで大変な経験をしました。
今は海外発券がメジャーになって無人発券機で簡単に出来ます。
一般的には、日本発どこかの国往復を買うのですが。
視点を変えて、海外から日本に来て海外に帰る往復を買うことも出来ます。
このように海外で航空券を買うことを海外発券と言っています。
海外発券メリットとは
海外で航空券買って何か意味有るの??
はい。普通はそう思います。私もそう思ってましたから。
価格が安く予約クラスが上位
航空券は発券する国の経済事情がからんでおり。
日本より物価の安い国の場合、航空券も物価に合わせて安かったりします。
また予約クラスが海外発券のほうが上位になっている場合が多く。
手数料無しで予約変更可能とか、マイル加算レートが高いなどが有ります。
発券比較、国内・海外例(クアルンプール~東京羽田)
例えば。私が実際に発券したクアラルンプール(KUL)-羽田(HND)を例にとります。
(料金は都度変動します。出てくる料金は10/8の物です。)
条件
- 座席:ビジネスクラス
- 日程:1/2-1/5(年始の航空券高騰する時期を選びました)
こちらで検索します。
日本出発発券
ごく普通に予約しているであろう、日本出発クアラルンプール・ビジネスクラス往復です。
コチラの予約内容の値段は。
333840円!!
まあ、年始東南アジアビジネスクラス往復って考えれば有りそうかな?って値段です。
お高いですが。
運賃クラスはコチラです。
では、海外発券となる。クアラルンプール出発羽田往復を見てみましょう。
マレーシア・クアラルンプール出発海外発券
往復日程は変わらず、出発到着が入れ替わった感じです。
利用便も同じです。
お値段は。
191450円!!
往復を入れ替えただけで半額になってしまいました。
これが海外発券の最大のメリットです。
予約クラスはコチラ。運賃名欄にある、6桁の英数字が運賃ルールになり。
電話で予約変更や払い戻しなどを問い合わせするとき、この英数字を聞かれます。
この運賃ですと「ZXRFY0(ゼロ)」となります。
日本出発の場合は「DWRNY1」となっています。
国内乗り継ぎを10000円程で往復付けられる。ストップオーバーも可能
例では、クアラルンプールー羽田にして有りますが。
これが、クアラルンプールー那覇だったらどうでしょう??
この旅程で予約入れると。
クアラルンプール→羽田→那覇となります。1万円程のプラスで羽田ー那覇往復が付くのです。
羽田ではストップオーバーが出来ますので(24時間以内の乗り継ぎでは無くなるので税金等が加算されます)、
私は羽田ストップオーバーを利用して自宅に帰り、日を変えて沖縄の往復を考えています。
そして、海外乗り継ぎなのでマイルが100%付きますので、PPもお得に貯まります。
日本のハイシーズンが関係ない。
普段、旅行に行く時。お盆やゴールデンウィークはとっても値段が高くなりますよね?
しかし。海外にはお盆やゴールデンウィークは有りません。
「普通の日」
なのです。
ですので。お盆だろうがゴールデンウィークだろうが、旅行代金は変わりません。
私は解脱帰国日を8月13日にしています。日本発券ですと、ハイシーズンになり。
航空券がとても高価ですが、クアラルンプールにはお盆が無いのでごく普通の料金となります。
プレミアムエコノミーの場合。クアラルンプールー羽田片道で44310円でした。
これも海外発券のメリットです。
海外発券のデメリット
こんなにお得なら海外発券で良いジャンと思いますが、
旅程を見るとおり、マレーシア・クアラルンプールから出発のチケットなので、
どうにかしてクアラルンプールまで行かなければなりません。
そして、終わりもクアラルンプールですので、クアラルンプールから帰ってくる方法も必要です。
単純な方法として、日本出発クアラルンプール往復を予約し。
ピンク:日本出発チケット
青:クアラルンプール出発チケット
- 日本発券:羽田ークアラルンプール
- 海外発券:クアラルンプールー羽田
- 海外発券:羽田ークアラルンプール(海外発券クアラルンプールー羽田を必要数入れる)
- 海外発券(クアラルンプールー羽田ークアラルンプール)を複数入れる
- ・
- ・
- ・
- 日本発券:クアラルンプールー羽田(これで締める)
こうすれば、最初にクアラルンプールまでのチケットと最後の帰国チケットに悩むことは有りません。
が!!!!!
そんなに事が上手くいくなら誰も悩んでおりません。
日本発券のビジネスクラスはとっても高いし、
日本発券チケットの滞在期間は3ヶ月
(クアラルンプールの場合)
この3ヶ月に解脱できるだけフライトを入れられれば全然問題ないです。
1/2に始めたら3/2までに復路を利用しなければなりません。
プラチナ迄でしたら行けそうですが、ダイヤモンドを目指すにはちょっと厳しい。
マレーシア・クアラルンプールまでの航空券と最後の帰国航空券
みなさん如何にかして、クアラルンプールまで行く方法を考えていますが、
私は、JALの特典航空券でクアラルンプールまで行く方法を取りました。
往路航空券・JAL特典航空券ビジネスクラス
JALは海外行きでも片道で特典航空券がとれます。
ANAは往復でしか海外特典航空券がとれないので、ちょっと不便です。
JALで取った特典航空券は成田ークアラルンプールのビジネスクラス。
40000マイル必要なのですが、丁度、去年JGC修行で貯まったマイルで発券出来ました。
復路航空券・ANA海外片道発券
最後の日本に帰る便は、ANAプレミアムエコノミーのクアラルンプールー羽田片道を発券。
日本発券だと海外片道が買えないのに、海外(クアラルンプール)発券だと片道購入出来るのが、
なんとなくモヤモヤが残ります・・・。
この便の前にダイヤモンドになっている予定ですので、上手く行けばビジネスクラスでの帰国を狙ってます。
こちらは、スカイコインで購入。海外発券・片道でもANA便であれば購入できます。
スカイコインでの発券注意はこちらでまとめました。
フライトスケジュールを調べる
今は来年(ウィンターシーズン)のフライトプランが出ていますが、
1月の頃は翌年のプランが出ていなかったので、今年のフライトスケジュールを参考に組み立てていました。
次回はフライトスケジュールについて書きたいと思います。
この時もSFCデスクがとても助けになりました。
追加記事
プレミアムメンバー先行予約
色々事情があり当初の予定が狂ってしまいました。
そんな時助かるのがプレミアムメンバー限定の先行予約です。
今年の予約で大変助かった先行予約。
プレミアムメンバーですと、一般販売より早く予約できるため、
お得な路線や人気がある路線を、より先に予約することができます。
羽田ー石垣エコノミー・片道9990円!!
急遽、羽田ー石垣の旅割(エコノミー)を9990円で予約しました。(2018/1/23現在)
単価計算すると、約5.44です。
プレミアム旅割28も確保
また冬季スケジュール先行予約時にも羽田ー石垣のプレミアム旅割28の予約も取れました。
今から石垣観光が楽しみです。