海外クアラルンプール発券5順目往復の往路。羽田ー那覇(沖縄)エコノミークラスに搭乗してきました。
このときは台風直撃により本来予定していた12日の羽田発着便前便欠航。13日は飛ぶ予定でしたが天気図を見ると13日も危ない。
急遽自己判断で11日当日、羽田に行くことを決行。飛行機に乗ることが出来るでしょうか。
前回の記事はコチラ。クアラルンプールからシンガポール乗り継ぎ移動です、
もくじ
旅程
今回の旅程はクアラルンプールプレミアムエコノミー往路。羽田ー那覇(沖縄)エコノミークラス・国内線区間。
旅程の内訳
クアラルンプールー成田ー羽田ー沖縄ー羽田ーシンガポールークアラルンプール。
- クアラルンプールーシンガポール(シルクエアエコノミー)
- シンガポールー成田(ANAプレミアムエコノミー)
- 羽田ー沖縄(海外乗り継ぎエコノミー)
- 沖縄ー羽田(海外乗り継ぎエコノミー)
- 羽田ークアラルンプール(プレミアムエコノミー)
今回は表3の、羽田ー沖縄に向かいます。
料金
海外発券。日本円で127410円
内訳
- 運賃 112,100 円
- 税金・料金等詳細 国内線旅客施設使用料 820 円
- 消費税 7,837 円
- 旅客サービス施設使用料 2,570 円
- 国際観光旅客税 1,000 円
- REGULATORY SERVICES CHARGE 30 円
- 旅客サービス料 960 円
- AIRPORT DEVELOPMENT LEVY 890 円
- 航空税 510 円
- 旅客サービス料 2,710 円
- 航空保険料及び燃油特別付加運賃 8,460 円
国内線分往復ともにプレミアムクラスアップグレードしませんので、合計127410円
得られるプレミアムポイントは15710
プレミアムポイント
これをPP単価にいたしますと、約8.11になります。
台風19号直撃羽田空港前倒し搭乗チャレンジ。行き当たりバッタリ
今回、当初予定していた10月12日の羽田発着便が台風直撃により全便欠航。沖縄にいけなくなりました。
13日に振替え予定していたのですが13日も欠航の予感。このままでは最悪沖縄まで行けなくなる(休める日程調整が難しい)と思い
ダメ元で11日金曜仕事終了後、車で羽田に直行。飛ばなかったら羽田野宿か家まで帰るかは羽田で考える。
遅延すれば間に合う。#チャレンジ #湾岸ミッドナイト #最終便
— nanaban@nanatabi.com (@7788nanaban) 2019年10月11日
今まで色々なトラブルを経験していますが、どうなるか。
公共交通機関運休遅延を考え羽田まで車で移動
公共交通機関では運休などで到着時間が読めなかったため、車で移動。
しかし、コレも賭け。どうなるかわかりません。
首都高はまだ通行止めになっていなかったので、行けるだけ行ってみます。
渋滞で止まったりしましたが無事羽田に到着。
台風直下中車を置いておくので立体駐車場の出来るだけ中側に駐車。少しでも気をつけます。
ANAカウンターはとても混雑していた
19時過ぎの羽田に到着したのですが、普段見ないほどの混雑。
みなさん色々困っている模様。この中で那覇行きのチケットを手に入れなければなりません。
P2からターミナルに移動。
スイートチェックインカウンターまで移動する数分と目の前のプレミアムチェックインカウンターを利用するか数秒考え
プレミアムチェックインカウンターに入ります。理由は移動の数分が勝負なのとカウンターの数。
スイートチェックインカウンターの方が会員数が少ないのですが、その分受付カウンターも少ない。前の人が時間かかった時の影響が大きいのです。
さてどうなるか。
遅延・欠航時の主な対応はコチラの記事をどうぞ。国内空港でしたら応用可能です。
自分の持てる知識方法を駆使し並んでいる間も色々調べましょう。こういうときはタッチの差、秒単位で乗れる乗れないが分かれるのです。
プレミアムチェックインカウンターもやはり混んでいる。しかし、カウンターが全部開いているので思ったより対応早そうです。
自分の番になり、色々相談。怒鳴らず・労い・感謝の意。ダメ元で色々調べておいた事でも相談。結果・・・。
無事チケットゲット!!
最終便で沖縄に行けます!! pic.twitter.com/GE89CFWdG6
— nanaban@nanatabi.com (@7788nanaban) 2019年10月11日
ANA羽田ー那覇(沖縄)NH479:最終便エコノミークラス搭乗
席を確保でき搭乗することができました。ANA地上係員の皆様、ありがとうございました。
地上係員・客室乗務員も人間です
搭乗できたのは今までの色々な知識や前準備・思い切りの決断も有りますが、それらを全て形に変えてくださるのは地上職員、カウンター係や裏の方々。
ダイヤモンドステータスの恩恵も有ると思いますが、相手も人間です。台風という会社や係の人が悪いわけではないのに、ずーーっと怒鳴られクレームを入れられてるのだから大変。
色々な手続きに感謝してもバチは当たりません。
「あなた達のおかげで何時も楽しく飛行機に乗れます。色々言われると思いますががんばって。」お礼を言ってカウンターを後にしたのでした。
しかし、搭乗時間まで30分を切っていたので急いで搭乗口に向かいます。今回ラウンジは無しです。
搭乗
搭乗口もとても混雑。飛行機、満席になっていると思われます。
そしてカウンター係の方はとにかく忙しそう。飛行機を安全に且つ定刻に飛ばそうとしているのが見ていて分かります。
とても混雑していたのでダイヤモンドステータスの優先搭乗を利用しました。
家を出て休まることがなかったので早く座って休みたかった。持ってて良かったダイヤモンド。
搭乗します。
座席は窓側三列の真ん中。乗れただけありがたい。ギャレーに置いて有る毛布を頂き休息。
セットスライドバーー!!(大声ー!)
行ってきます。#コレから宿の予約しなきゃ #または野宿
— nanaban@nanatabi.com (@7788nanaban) October 11, 2019
機内wifiを利用し宿泊宿探し・大手二社閲覧予約比較
ANA・JAL共々、国内線は無料でwifiが使えます。
がしかし、JALより若干回線が遅いANA。心配。
楽天トラベル・じゃらん.net予約比較(つながり易さ・見易さ)
水平飛行になりwifiが使える様になったところでパソコン接続・・・・・。遅くてダメ。
wifiに接続はするのですが旅行会社のページがちゃんと開けない。天気の影響と皆さんも同じようにネットを利用している様子。
そこでスマホで再度接続。PCよりはページ読み込みが早いかな?
ここまで見ていたのは楽天トラベル。なかなか予約画面まで行けない。皆さん同じようにネットを利用しているのでしょうがないと我慢我慢。
ふと、「じゃらんはどうなんだ?」とじゃらんを開いてみると、サクサクとは言わないまでも利用に支障が無い程度で閲覧できます。
たぶん、じゃらん.netのスマホページはデータ量を抑え軽く作られているのだと思います。
日常利用では十分データ通信が出来るので気が付きませんでしたが、こういう緊急時に違いが分かります。
じゃらんで無事宿泊先予約完了。
たまたまこの時は楽天トラベルが繋がり難かっただけかもしれませんが、皆さんも予約時速度が遅い(読み込みが遅い)と思ったら他のサイトを利用してみると良いです。
勉強になりました。
国内宿泊予約の主なサイトアドレス記載しておきます。
「うーん。繋がらない」と思ったら他のサイトを利用してみてください。私みたいに助かるかもしれません。
振り替え搭乗予定便欠航の案内
宿泊予約が終わった頃、本来の変更便(振り替え便)の欠航お知らせがメールで来ました。
13日のANA羽田沖縄那覇便も欠航になり始めました。
台風のスピード遅かったのでまさかと思い
無理して今日搭乗して良かった。#そんな事もあろうか党 pic.twitter.com/Tjnk1PeSww— nanaban@nanatabi.com (@7788nanaban) October 11, 2019
もし、11日前倒しチャレンジをしなくて、そのまま13日便を待っていたらと思うと、この決断は大正解だったのだなと自分でビックリ。何事も先ず行動ですね。
え?13日も便変更すれば乗れたんじゃないかって?(後でお知らせします)
台風の中、沖縄那覇空港到着
那覇空港到着。着陸は少し揺れたくらいでした。しかし、ココからもう一度色々忙しくなります。宿までゆいレールで移動しなければなりません。
この写真撮影時22時50分。ゆいレールの最終は23時30分です。
羽田ー那覇便最終便でも預け入れ荷物がなければ「ゆいレール」に間に合う
遅延・欠航の記事にも書いてありますが、柔軟に対応するため預入荷物は有りません。
預けてしまうと便変更が制限されますし、こういう災害や混雑時には通常より到着時荷物受け取りに時間がかかるからです。
ゆいレール終電利用なら、降機したら急いでゆいレール駅に向かいましょう。切符売り場も混雑しているので小銭は並んでいる間に用意です。
切符購入したらホームにダッシュ。無事乗ることができました。ここで本日の台風羽田ー那覇移動完結を確信。
結果、終電2本前に乗れました。預け入れ荷物が有ったら微妙です。動線・チケット購入方法知らないと間に合わないかもしれません。
いつもの機内持ち込みリュックキャリーです。
このリュックキャリーにはとても助けられています。急ぐ時はリュックにして背負いダッシュが出来ますし、荷物が多くなり背負いにくくなればキャリーとして利用出来ます。
ゆいレール延長したのは知っていましたが、こうやって路線図を見ると「そうだ。ゆいレール伸びたんだ」と実感。
13日便続々欠航決定
ゆいレールに乗って安心していると、台風の影響で13日の羽田那覇行きが続々決行決定。(スクリーンショットを見ていただくと分かりますが9月11日23時過ぎの出来事です。)
13日午前全便欠航。
今日無理して羽田に来てよかった。 pic.twitter.com/VkHh8oLqYD— nanaban@nanatabi.com (@7788nanaban) October 11, 2019
後日談ですが、13日は続々欠航が増え、ANA473便まで欠航となりました。飛んだのは14:30出発予定のANA475便から。
航空会社ステータスを保有していない一般の方々は搭乗するまで相当苦労されたのではと思います。
(こういうときはステータス持ちでも受身では搭乗出来てなかったでしょう)
ANA475便が定刻出発していても那覇到着は17時過ぎ(多分遅延していたでしょうから、もう少し遅かったと思われます)。荷物を受け取り空港を出たら夜です。
自分の判断が正しかったと再度確信した頃、旭橋駅で降り、機内でじゃらん経由予約した宿に無事到着したのでした。
利用した宿泊施設はコチラ。
マイル・プレミアムポイント
獲得マイル
羽田から那覇(沖縄)海外乗り継ぎエコミー予約:加算マイル984・ダイヤモンドステータスボーナスマイル1180:合計2164マイル
2164マイル獲得
総合計獲得マイル:95611マイル
獲得プレミアムポイント
羽田から那覇(沖縄)海外乗り継ぎエコミー予約:1968プレミアムポイント。
1968プレミアムポイント獲得
総合計プレミアムポイント:79858プレミアムポイント
ダイヤモンド継続まで、残り20142プレミアムポイント
こんな天候不良で色々大変だったのに翌日にはプレミアムポイントは加算されていました。
ANAは相変わらず反映が早いです。
おわりに(まとめ)
クアラルンプール海外発券往路便の国内乗り継ぎ便を利用し羽田から那覇(沖縄)に行ってきました。台風の影響が凄まじく、12日は全便欠航、そして13日も欠航便が増えたのです。
13日に便変更していたのですが天気図から13日も欠航便が増えると睨んで11日にダメもとで羽田に移動。
結果論ですが全てが思った通りにいきました。
これは運ではないです。今までの経験から色々考えての行動なのでした。
- 乗る目的のために損得は考えない。
乗れるか乗れないか分からないのに羽田に向かいました「乗れなかったらどうするの?交通費がもったいないし疲れる」と思うでしょうが、振り替え便が飛ぶ補償は全く有りません。
仮に空港に向かって飛ばなくてもお金と疲労の負担で終わりますが、もし沖縄にいけなかったらそれ以上の金銭的負担や精神的ダメージが大きいです。損得を考えないと書きましたが、結局は得をするのです。私がこのように行動できるのは、行動による色々な成功(得)を体験しているからです。
「本当にダメな場合は次」と思う気持ちもセット。この経験が次の時に役立ちます。 - 現地に着くまで最善を尽くす。
希望が叶わなかったからといって落ち込んでいる暇は有りません。次の策を考えましょう。経由便で現地に向かえないか?。本当に12日は全便欠航になるのか。現地に行く事を考えます。
それでもダメなら笑って乗れる便までまちましょう。努力は無駄になっていません。次の緊急時にとても役に立ちます。 - 気を抜かない。
便を確保したからと気を抜いてはいけません。その便が現地に着陸するまで分からないのです。色々な事情で戻ってしまう場合も有ります。振り替え便が確保出来ても、さらに有利な便が無いか搭乗するまで探しましょう。 - 家族同伴だと行動が難しい
確かにそうだと思います。しかし、今回の台風のときは振り替え便も欠航したのです。もし行動を起こさなければ連休の旅行が無くなっていました(夜到着して翌日帰るだけ)。家族がぐずっても何とか説得して下さい(ダメならキッパリ諦めましょう)。
一度成功すると、成功例が印象付くので次の時は進んで行動してくれると思います。
家族を説得できる話術や行動が身に付けば、空港カウンター係や客室乗務員を説得するなんて軽いもんです。
別の例ですが、姪っ子に朝3時に出かけると、とても楽しい旅行に行けるって事(成功例)を植えつけたため。
「朝3時に出発するぞ!」と計画を言うと勝手にテンション上がってくれます。反対に朝3時出発ではないときは盛り上がらないらしいです(笑)。
今回は台風の影響での行動でしたが、他にも色々応用可能です。
以上、欠航・遅延時に行った行動・考えでした。
次はクアラルンプール海外発券復路始まり、国内乗り継ぎ便・那覇(沖縄)-羽田です。