前回の羽田-石垣往復搭乗記では、クアラルンプール海外発券の国内区間としてエコノミークラスでHND-ISGを往復し、96802PPを達成しました。今回は、2024年ANAダイヤモンド修行の締めくくり、羽田-クアラルンプール(HND-KUL、NH885便)のプレミアムエコノミー搭乗記。ビジネスクラスへの当日アップグレードは叶わずも、ANAスイートラウンジでの贅沢な時間と10万PP達成の感動を味わいました。クアラルンプール到着後はバティックエアでタイ・ドンムアンへ乗り継ぎ。以下、詳細な搭乗記をお届けします。
もくじ
旅程
2024年ANAダイヤモンド修行の最終フライト!クアラルンプール海外発券の復路として、羽田-クアラルンプール(HND-KUL、NH885便)をプレミアムエコノミーで搭乗。ダイヤモンドステータスを確定させ、10万PPを達成しました。クアラルンプール到着後はバティックエア(OD0520便)でタイ・ドンムアン空港へ乗り継ぎ。全体の旅程は以下の通りです。
旅程の内訳
- クアラルンプール→羽田(ANAビジネスクラス、KUL-HND NH886便) [前々回の搭乗記]
- 羽田→石垣(ANAエコノミー、HND-ISG ANA91便) [前回の搭乗記]
- 石垣→羽田(ANAエコノミー、ISG-HND ANA90便) [前回の搭乗記]
- 羽田→クアラルンプール(ANAプレミアムエコノミー、HND-KUL NH885便、2024年12月28日) ←今回の搭乗記
料金
羽田-クアラルンプール(プレミアムエコノミー)の料金は約18万円。PP単価はビジネスクラスに比べると控えめですが、快適な座席とダイヤモンド解脱の達成感で大満足。修行の締めにふさわしいフライトでした。
国際線チェックイン
羽田空港第3ターミナルに到着し、チェックイン手続きを行います。今回はダイヤモンド会員として、ファーストクラス・ダイヤモンドメンバー専用のカウンターを利用しました。




ステータスがなくても、ANAワイドカード以上を所有していればビジネスクラスカウンターを利用できます。エコノミークラス利用時でも長蛇の列を避けられるのでおすすめです。


ANA SUITE CHECK-IN(スイートチェックイン)
ANA運航の国際線ファーストクラスご利用のお客様、ANA「ダイヤモンドサービス」メンバーのお客様向けの「ANA SUITE CHECK-IN」をご用意しております。
(ANA公式ページより引用)

ダイヤモンドメンバーとして、ANAスイートチェックインを利用し、バティックエア(OD0520便)のチケットも発券。スムーズな対応に感謝です。

出国審査を終え、制限エリア内へ
制限エリア内のユニクロで小物をチェック。免税(TAX FREE)で購入できるのは嬉しいポイント。海外旅行での忘れ物対策に便利です。

国際線ANA SUITE LOUNGE
チェックイン後はANA SUITE Loungeへ向かいます。ラウンジでゆったりと過ごしながら、フライト前の時間を楽しみました。
ラウンジ利用条件
利用条件はANAのページから転載いたします。
対象となるお客様

1. ANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便をファーストクラスでご利用のお客様、およびANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便にご搭乗のご同行者1名様

2. ANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便をご利用の、ANA「ダイヤモンドサービス」メンバー 、およびANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便をご利用のご同行者1名様
※ANA「ダイヤモンドサービス」メンバーの2人目~4人目のご同行者様は、マイルまたはアップグレードポイントでラウンジのご利用が可能です
ラウンジ所有者
ANA
サービス内容
シャワー、ビジネスサポート、新聞、飲食類(ラウンジにより異なる)
その他
- 営業時間:5:00~ANA最終便出発まで(翌朝5時出発便は前日から利用可)
- 2歳未満の幼児は同行者数に含まれない
- 入室時に搭乗券とマイレージカードを確認
(ANA公式ページより引用)
ANAスイートラウンジ・入場
ANA SUITE Loungeの入り口は、通常のANAラウンジと同じです。エスカレーターを上がって右側がスイートラウンジエリアです。




エスカレーターを上がります。

ANAラウンジ入口に到着し、スイートラウンジエリアへ入場します。




ラウンジの軽食とドリンク
元ダイニングhエリアに軽食が並び、ビールやハードリカー、日本酒も充実。本日の日本酒をチェックしつつ、ビールと軽食でリラックス。ANAスイートラウンジの詳細はこちらもご覧ください:




シャワールームでリフレッシュ
シャワーの予約をして順番を待ちます。今回は空いていたので、すぐにシャワールームへ。清潔感抜群、日系らしい水滴一つない清掃に感動です。



シャワー後、ANAスイートラウンジの名物「響」を堪能。お寿司との組み合わせは最高。ハンディファンで涼みながら、フライト前の至福のひとときです。



バティックエア乗り継ぎの準備について
今回はKUL到着後、バティックエア(OD0520便)でタイ・ドンムアンへ直行。そのため、預け荷物なし+軽量キャリーリュックを選択。ANAカウンターでバティックエアのチケットも発券済みで、乗り継ぎも安心です。


最後に、ANAオリジナルショコラとかきあげわかめそばをいただきます。

しばらく日本食を食べられないと思うと、特別な味わいです。

ANA885便(HND-KUL)搭乗
搭乗時間が近づき、106番ゲートへ移動。ダイヤモンドメンバーとして優先搭乗を利用し、NH885便に搭乗します。




プレミアムエコノミー席のレビュー
当日ビジネスクラスアップグレードはならず、予約通りのプレミアムエコノミー最前列に着席。足元が広く、快適なフライトでした。残念ながら座席の写真を撮り忘れたため、ANA公式ページの画像を参考に紹介します。

ANAのプレミアムエコノミー(B787-9の場合)は、シートピッチ約96.5cm、幅約49.5cmで、エコノミーより広々。


(公式ページより引用)
リクライニングも深く、フットレスト付きで長距離も快適です。詳細はANA公式ページをご覧ください:ANA PREMIUM ECONOMY B787-9
機内サービスと到着
フライト中は機内食やドリンクを楽しみつつ、ダイヤモンド解脱の達成感に浸ります。過去のHND-プレミアムエコノミーではエコノミーと同じメニューですが、サービスは丁寧です。
今回写真は撮っていませんが以前の食事写真をどうぞ。


朝5時過ぎ、クアラルンプールに到着。アプリで10万PP達成の表示を確認し、ダイヤモンド修行解脱!長かった2024年の修行を締めくくる感動の瞬間です。

クアラルンプール到着とバティックエア乗り継ぎ
クアラルンプール国際空港(KLIA1)に到着後、すぐバティックエア(OD0520便、ドンムアン行き)の搭乗ゲートをチェック。ゲートはG2、メインターミナルです。ANA到着のサテライトターミナルとは異なるため、モノレールで移動します。空港の動線詳細はこちら:
空港からの移動手段はこちら:

過去のHND-KUL便での到着動線を参考に、サテライトからメインターミナルへ。モノレールは2023年から点検中でバス移動ですが、流れはスムーズです。
今回は入国しませんが、降機から入国、KLIA2やKLセントラル駅までの移動はコチラをご覧ください。
降機から入国審査。KLIA1KLIA2空港間・KLセントラル駅までの移動など。
降機からターミナル移動モノレール(バス乗り場)まで
ANA・JALなどはサテライトターミナルを利用します。入国審査(カスタム)はメインターミナルとなりますので、
サテライトからメインターミナルまでモノレールで(バス)移動するのです。
動画は以前のモノレール乗り場までとなりますがイメージが掴めると思います。現在モノレール乗り場はビジネス・ファーストクラスバス乗り場として利用されています。
モノレール・バス乗り場はサテライトセンターサークルまで行けば分かります。
見つからなくても、センターサークルを回れば必ず見つけられます。
(こちらがサテライトターミナルのセンターサークル)

モノレール・バス移動からメインターミナル入国審査場まで
2023年からモノレールが点検?修理?で運行停止中。バスでの移動になっています。
今回ビジネスクラス利用のため移動バスもプライオリティーレーンからの搭乗。
バスも席がゆったりした特別バスでした。
モノレール駅の間がファーストビジネスクラス専用レーンでした。入り口でチケットのチェックがあり確認されます。

奥まで行きエスカレーターを下がると、


椅子やドリンクが用意されたバス待合所が有ります。

今回、バスが既に待機していたのでそのまま乗車。

ふっかふかの椅子が用意された専用バスです。


正直、モノレール移動より楽で良いです。ビジネス・ファースト利用者ならこのままの方がいいと思うかも。
エコノミー利用者はC32ゲートの奥突き当たりまで移動しバスに乗ります。


バスでメインターミナルに到着し、エスカレーターを上がると入国検査の場所に出ます。
通常のバスでも流れは同じです。
ここからのモノレール移動部分は過去情報です。
サテライトモノレール乗り場からモノレールでメインターミナル入国審査場に移動します。
モノレール乗り場はコチラ。

乗り口には漢字も書いてあるので安心。

モノレールは2路線有りますがどちらに乗っても同じ場所に行きますので安心してください。
乗っている時間もお伝えしたいので敢えて編集していません。入国審査場手前で向かって右にSIM売り場が有りますので、
用意していない方はこちらで購入も可能です。
入国審査後からターンテーブル荷物受け取りまで

入国審査が終わったら、預入荷物を受け取ります。
いくつかターンテーブルが御座いますので、掲示板で確認をします。
荷物受け取りから制限エリア外まで
荷物を受け取ったら制限エリア外に出るだけです、途中荷物検査が有りますが基本日本人は結構スルーで通れます。
たまに全員検査になっていますがあまり検査されない印象です。
これにて無事入国です。

動画で見ると動線が結構簡単なのがわかると思います。
クアラルンプール国際空港入国・出国の流れをまとめた記事はコチラです。
クアラルンプール国際空港からの移動
空港からの移動はコチラを参考にしていてだければと思います。
この時はホテルに行くまで時間があるので時間調整しにいつものようにKLIA2のアライバルラウンジで休憩。
KLIA1からKLIA2へはフリーシャトルバスを利用。もちろん無料です。

フリーシャトルバスバス停


KLIA2アライバルラウンジはプラザプレミアムラウンジとなります。到着時利用可能です。

ビール。

KLIA2からバスでKLセントラル駅に向かえます。

KLセントラル駅です。

マイル・プレミアムポイント
獲得マイル

プレミアムポイント:3912PP
羽田-クアラルンプール(HND-KUL、NH885便、プレミアムエコノミー)の利用で、以下のマイルを獲得。
- 通常加算マイル:2341
- ダイヤモンドステータスボーナスマイル:3043
合計:5384マイル
獲得プレミアムポイント
プレミアムエコノミー(ブッキングクラスE)で、以下のプレミアムポイントを獲得。
- 羽田→クアラルンプール:3912PP
総合計100714PPANAダイヤモンド修行解脱です。

10万PPを突破し、2024年ANAダイヤモンド修行を解脱!数日後、アプリで解脱表示を確認しました。

おわりに
2024年ANAダイヤモンド修行の締めくくり、羽田-クアラルンプール(NH885便)プレミアムエコノミーの搭乗記をお届けしました。ANAスイートラウンジでの「響」やお寿司、シャワールームでのリフレッシュ、10万PP達成の感動は、修行の集大成にふさわしい体験。クアラルンプール到着後のバティックエア乗り継ぎもスムーズで(とこのときは思っていました)、タイへの旅が楽しみです。羽田-クアラルンプールはPP効率も優秀で、海外発券の定番ルート。ANAダイヤモンド修行やプレミアムエコノミーに興味がある方は、ぜひANAで次のフライトをチェックしてください。
私は飛行機・ホテル別々に予約していますが、ツアーを利用するとお手軽に旅行が出来ます。
ANA利用でしたらANAの旅行サイト【ANA SKY WEB TOUR】「旅作」
JAL利用ならジャルパック
JTB
HIS
国内ツアーですが、ANAトラベラーズの特徴を記事にしていますのでご覧下さい。